どうしたかったんだろう?
子曰、吾十有五而志乎(干)学、
三十而立、四十而不惑、
五十而知天命、六十而耳順、
七十而従心所欲、不踰矩。
子曰わく、吾十有五にして学に志す、
三十にして立つ、四十にして惑わず、
五十にして天命を知る、六十にして耳順がう、
七十にして心の欲する所に従って、矩を踰えず。
(訳)先生が言われた。「私は十五歳で学問に志し、
三十になって独立した立場を持って、四十になってあれこれ迷わず、
五十になって天命をわきまえ、六十になって人のことばが素直に聞かれ、
七十になると思うままに振舞ってそれでも道を外れないようになった。」
岩波文庫『論語 巻第一 為政第二』
私は、今50歳。あと一ヶ月で51歳になろうとしています
論語では、「四十になって惑わず、五十にして天命を知る」
なんて言われているけれど、
まーったくもって、ダメ!
惑いっぱなし!
51歳にならんとしている、いい大人が
「未だに自分探ししているよー!」
って気分なのです
その時、その瞬間は、
「これが一番!これしかない!」って
思って、人生の選択をしてきたはずなのに
十分、楽しく
十分、自由で
色々な経験をしてきて
なのに、とっくに
「人生の折り返し地点」過ぎている今
ほんと、何やってんのかなー
私の命の使い方、これで良かったのかー?!
今頃、今更、今になっても・・・
こんなアラフィフのオバサンなんだから
カッコつけるのやめて
自分の人生、自分の気持ちを
そのまま書いちゃう覚悟を決めました
だって、「良い情報」はネット上に溢れているから
こんな時に、こんな事考えて、
こうしてみたら、こうなったー
という方が誰かの役に立つかもって
じっくり発酵させていけば、
何かは、後世に残せるのかなー
ふと思う「もう終わってもいいかなー」
「私、何やってんだろう・・・」
「今人生が終わっても、別にいいかなー」
なんて、ふと考えている自分に気がつきます
結構、きれいな景色も見たし
美味しいものもたくさん食べたと思うし
大いに笑ったし
もう少し長く生きたところで、
その回数が上積みされるだけのこと
何より、私が居なくなっても
娘(16歳)は、既に精神的に自立していて
自分の人生を生きていくなーって
親の役目は終了って思えるから
もう今回の人生満足だなーって
自殺をしようって訳ではないけれど
何らかの事で、命が終わるという事になった時、
「ああ、そうなんだー。まあいっかー」
そう感じるような気がする自分がいます
もちろん、本当にそうなった時に、
ものすごくオロオロするのかもしれないし
「やっぱり、まだ死ねない!」って
思うのかもしれない・・・
もしかしたら、関節リウマチのあまりの激痛に
毎晩、毎晩、眠る事が出来ずに
「死んじゃったら、この痛みも終わる」って
暗闇の中で考えていた4か月間があるからなのか
私にとって、「死ぬ」という事が
ものすごくリアルに感じられて
だから余計に、今「何のために生きる」を
考えてしまうのだと思います
更年期のせい? 貧血のせい?
年齢的にも
ホルモンのバランスが崩れていろいろな症状が起こるこの時期に、うつ状態を合併する人も多く、
「更年期鬱(うつ)」は良く知られています。
更年期は、エストロゲンの分泌量が急激に減ってしまうため、ホルモンのバランスが乱れて、
ストレスに弱くなり、感情のコントロールがしにくくなってしまうのです。
まさに、30年越しの極度の貧血(ヘモグロビン値8.3)の私
あまり認知されていませんが、鉄の不足によって発症する
精神症状は「うつ病」と酷似しています。
鉄不足を解消することで、うつ病、パニック障害などの精神疾患が
改善して行く人を数限りなく見てきました。もし鉄不足になっているなら、
その改善を一番に考えた方が良いと思います。
栄養、自律神経を整えて精神疾患(うつ、うつ病、パニック障害等)を改善より
さらに、血液中の鉄分不足を補う仕事をしてくれる働きをする
フェリチンという値も、完全に枯渇状態なんだろうなー
このフェリチンについては、
NHKのガッテン!でも取り上げられています
鉄分の吸収率を高めるには
野菜・海藻類に含まれる鉄分は、一般に、酸化した鉄分の比率が高いため、肉類・魚介類の鉄分と比較すると吸収率が低め。そこでおすすめするのが、酸化した鉄分を還元してくれる作用のある「ビタミンC」を一緒にとること。ビタミンCを豊富に含む生野菜であればもちろん問題ありませんが、加熱調理などでビタミンCが減っている場合は、食後に果物やジュースでビタミンCを一緒にとることで、鉄分の吸収率がアップ!
ガッテン!「あなたも!新型鉄不足 肌荒れ不眠、うつ状態」より
つまり、このどちらも当てはまっているという事!
なんで、最近こんなに
「もう死んでもいいかなー」って思っちゃうんだろう?
もうやりたい事みんなやったからかなー?
いやいや待てよ、「解決できる事」あるでしょ! って事で
病院に行って、フェリチン値も測ってもらいました。
血液検査の結果はこれ
「なんで、普通に生活しているの?」ってレベルの
極度の貧血!
めまいがして、ホームから落っこちても
うつ症状のせいで、「ふらー」っとその気になっちゃっても
どっちにしても、世間のご迷惑になってしまうので
薬嫌いの私ではありますが、
物理的な要因を消すために
真面目に「鉄剤」を飲んでみようかと思います
血液検査の数値と感情の変化の経過報告もしますね
母にかけられた「呪縛」
私の「極度の貧血」が発見されたのは高校3年の春
いつものように、テニスコートを走っていた私を
高校の養護の先生が呼び寄せて、
「民ちゃん、走っていて疲れない?」と仰ったのです
「いいえ、別に・・・」という私に、
養護教諭は、「私も何かの間違いかと思ったのだけれど、
民ちゃん、普通の人の1/3しか血液中の鉄分がないのよー。
普通、こんな状態じゃ、立っているだけでも大変なはずなのよねー」
病院で再検査をしても結果はやはり「極度の貧血」
しばらく鉄剤を飲みましたが
そのままアメリカ留学の時を迎えてしまい
治療が中途半端になってしまったのでした
貧血だけでなく、私はそもそも低血圧でもあります
それなのに、厳しい母親の影響で、
朝の寝起きが悪い
グダグダする
疲れて手を抜く
なんぞという事は許されない境遇で育ったので
身体が発する「SOS」を
意思の力で無視する習慣が付いてしまって
いるのかもしれません
そこに加えて、
「なんちゃって」とは言え、
出産をした助産院での必修事項で
マクロビオティックを学び
宇宙の法則が面白くて
普通の人より、肉類を食べる量が減り
さらに、加熱した野菜ばかりで、
生きたビタミンの摂取も不足した可能性あり
身体は必死にシグナルを出していたかもしれないのです
そして、ついに「関節リウマチ」の発症!
そうです。身体の方が「強制停止ボタン」を発動した感じ
この頃は、既に包丁を握る事も出来ず
ほどなくして、寝たきりに近くなりました
今は、薬で症状を抑える事は出来ているのですが
それでも、心はそうそう変えられず
やっぱり「頑張り癖」は抜けないのです
本当に、母親にかけられた「呪文」は強烈なのです
当の本人は、全く無自覚でやってきた事ですから
責めても意味もない訳ですし
50歳にもなって、「親の目が怖い」なんて
本当にカッコ悪い話です
こんな人、実はたくさんいるはず
NHKでも「母娘クライシスあなたの愛が重い」
という放送があったくらいだから
まさに、私はドンピシャのこの世代
その心のままを書いていきますね
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