自らの思いを表現するための母語
新聞コラムでの紹介記事に目が止まり、
UPLINK渋谷で上映されている
『ヴァンサンへの手紙』を観ました。
私は、 高校時代に、地元の手話サークルに入っていました。
そのサークルには、聾学校で口話法を学んだ方たちと、
普通学級に入って、健常者と一緒に机を並べた方たちの
両方のろう者がいました。
口話法を学んだ方は、私たち健常者の唇の動きから、言葉を「読み取り」
波形を見ながら発語訓練をして体得した発声で、
健常者が聞き取れる音を出して会話をしてくれるので、
私にとっては、健常者と普通に会話が出来るかのように感じられ、
聾学校の役割はすごい!
としか思っていなかったのです。
聾学校で手話を使う事が禁止されていると聞いても、
社会に出て、普通のコミュニケーションができるようになる事の
重要性に比べたら、安易に手話での会話に流れてしまう事を阻止するのは
大事な事だとしか思えていませんでした。
ところが、
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